売上がなかなか上がらなくて苦戦している、経営状態に余裕が無いという場合にキャッシュフローを改善しようと考えるはずです。
キャッシュインを増やすか、キャッシュアウトを減らすかについて考える事がメイン作業になりますが、それが全てではありません。今回は、キャッシュフローを改善するポイントについてお伝えします。
キャッシュフローは改善出来る？
キャッシュフローについて軽く説明すると、入ってくるお金がキャッシュイン、出ていくお金がキャッシュアウト、キャッシュインからキャッシュアウトを引いた金額がキャッシュフローです。
キャッシュフローが改善出来るかどうかについてですが、多くの場合改善出来るはずです。当然、何も意識しなければ自然に無駄が出来てしまうからです。
契約の仕方１つとってもキャッシュフローの内容は大きく違ってきます。
キャッシュフローを改善する際のポイント
下記にキャッシュフローを改善する際のポイントをまとめました。
契約する時からキャッシュフローを意識する
取引先と契約する際に、締日と支払期日の取り決めがありますが、その期間が短い程キャッシュフローのリスクが低くなります。
売上を入金してもらう際には出来るだけ早く入金してもらい、逆にこちらの支払いのタイミングには余裕をもたせてもらう事が出来れば、長く手元にお金が残るので回せるお金が多くなります。
契約の段階からキャッシュフローを意識しましょう。
手元に多めに資金を置いておく
不安定な情勢の中では、取引先が倒産するリスクがあります。連鎖倒産を防ぐ為に、少しの間は持ちこたえられるように手元に資金を置いておく必要があります。
このバランスを見誤ると黒字倒産になりかねません。
まとめ
今回は、キャッシュフローを改善するポイントについてお伝えしました。キャッシュフロー改善のポイントは、出来るだけ余裕を持って手元に資金を残す事です。
しかし、多くダブつかせすぎると会社の発展という意味では勿体ない事にもなりかねないのでバランスを意識する事が大切です。
